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K4GP セパン24時間耐久レース 参戦記③

本編の後半です。
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○第3スティント 日曜日09:06
いよいよ最終スティントがやってきます。
最初で最後のセパン24時間レースの最後のスティントです。
ここまでのガソリンの残量が気になるところですが、若干不足気味なものの、想定の範囲内で進捗している模様。
レーシングスーツに着替えたところで、チームリーダーの原さんから、ドライバー交代の際のガソリン残量で回転数縛りの変更をかけるかどうかの指示をするとの打診があります。

今までどおりの回転数に制限が掛かるかどうか気になります。
昼は給油地獄で消化不良、夜は慣れない夜間レーシングドライブだったので、最後のスティントをコースに慣れた状態でこれまでどおりの条件で走れたら非常にラッキーです。

レーシングスーツを着てなるべく汗をかかないようにじっとしている中、ほぼ予定通りの10時10分頃、無事に前走者のドライブでピットロードに銀色のカプチが戻ってきました。
ドライバーチェンジして、ベルト、ミラー等の所定の儀式を終えたところで、燃料計を見たチームリーダー原さんからうれしい一言が。
「6000回転!」
前走者の皆々様。終盤にもかかわらず6000回転使わせていただきまして多謝!
2013-01-05 215

さてしゅっぱーつ!といきたいところですが、既にこの時点で21時間もの間6000回転縛りとはいえレーシングスピードで走り続けてきたカプチ君です。
ミッションがかなりお疲れで、静止状態でも1速へのシフト入力を受け付けてくれません。
他のギアも試してみるも入っているのか分からないような状態です。
お話にならない1速はあきらめて、それでもなかなか入らない2速でなだめながら恐る恐るスタートしました。
まさに満身創痍のカプチ君です。

夜間を走ったせいか、コースに慣れたせいか、これまでよりもコースが広く感じます。
これまでは、6000回転縛りに加えて、ブレーキングポイントに余裕を持って、アクセル開度のスピードも操作していましたが、このサーキットはタイムに影響するいやらしいコーナーの先はだいたい上りなので、アクセルが踏み込めないデメリットを補うため、このスティントは6000回転を守りつつ平均スピードを上げることにこだわりました。
ブレーキングポイントを奥に、走行抵抗を増やさないハンドリングを心がけて、中高速コーナーのボトムスピードをなるべく高くクリアできるよう工夫して走ります。
もちろん無駄なブーストと燃料噴射は防ぐため、アクセルは床まで踏み込まないように留意します。

コースイン直後からこれまでの自己ラップタイムを更新していきます。
3分7秒
3分4秒
3分3秒
3分4秒
3分2秒
3分1秒→キター!
※GPSLaps調べ

ここまでのチーム内ベストタイムを出していたHaggyことHagihara選手のベストタイム3分2秒を更新できました。
昨年は2分台を出していたとの情報は得ていましたが、その後2秒台は出るもののこれが私の最初で最後のセパンでのベストタイムとなります。

タイムが拮抗した車両とのバトルも楽しめ、富士よりも格段に空いていて、とても楽しめました。
ピットインしてドライバー交代して、車を降りたときに口から出てきたのは「気持ちよかったー!」でした。

○最終ドライバー 日曜日11:25頃
2013-01-05 221

いよいよ最終ドライバーのチームリーダーの原さんにたすきが渡り、順調に周回を重ねます。
ガソリンは少々不安のある状態ですが、かなりのハイペースで回ってきます。
そしてついに自分のチーム内ベストタイムを塗り替えるという大人気ないドラマを自ら演出して、ピットクルーを沸かせます。
ちょうどベストタイム3分0秒をたたき出した次の周、通るはずの時間にまだカプチ君が現れません。
ガス欠の悪夢が頭をよぎりますが、リーダー運転のカプチ君は何とかピットインしてきました。
とうとう最後までペースをキープして走りきるガソリンは残っていないようです。

あとわずかの時間ですが、ガソリンを節約するため、最終チェッカーを受けるためピットロードでその時を待ちます。
そしてゴール時間の12時前に再びチェッカーを受けるためピットアウト。
走りきれるかどうかドキドキでしたが、無事に24時間走りきり、チェッカーフラッグを受けて、感動のゴーーール。
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ホームストレート上に車を停め、参加者全員で授賞式を行った後は、各マシンやレンタカーに乗り込んでパレードランです。
F1開催コースを箱乗りでゆっくり走るなんてこれまたなかなかない経験です。
ここで、有名なセパンサーキットの象徴の建造物(名前は知らない)の前で、記念になる最高の集合写真を撮ることができました。
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レース完走の感動も冷めないうちに、今度は日本向けにそのままサーキットで車と機材をコンテナに搬入します。
このあたりは草レースならではでしょうか。
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搬入が終わり、夕方KLに移動し有名なブキッビンタンの裏手の屋台村でプチ打ち上げを行いました。
が、そこでの反省会での私の台詞は「反省することないくらい楽しめました」でした。
皆さんには恐縮ですが、私の最初で最後のセパン24時間レースは、悔いなく楽しめました。
参加した皆様、お誘いいただいた原さん、田中さんにはこの場を借りて御礼申し上げます。

あとはコタキナバルに移動して完全にリゾートを満喫しましたが、そこは割愛。
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編集後記。
日本に帰ってきてUstreamの車載アーカイブを見て、愕然としました。。。。。。。。。反省:ドライバー交代のスピードをもっと早くしなければ。。。。。。。。。。恥

以上 セパン24時間耐久レース参戦記 終
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テーマ : サーキットを楽しもう - ジャンル : 車・バイク

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