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おっさんのマイカーに出会うまでの旅

半年近く探しに探してやっとリーズナブル且つ好みのイジリ方をした中古車を見つけたのが2007年の3月だった。
見つけたのはなんと埼玉県は長瀞。
遠い。普通なら行楽地として訪れる場所だ。
ネット情報で見る限りかなりの上玉だったが、なんせ初のマイカーのため現物を確かめたいが足が無い。
しかも生後4ヶ月のチビレンジャーを抱いての長旅はヨメレンジャーも明らかに乗り気ではなかった。
結局踏ん切りつかなかったらどうしようとの不安を抱えながらも、思い切って中古車を見るためだけにレンタカーを借り手ドライブするという何が目的なのかよく分からない手段を講じることにした。
その日自宅から長瀞までの道のりにある同じ車種の在庫がある中古車屋を何件か周り、試乗して最終目的の長瀞に向かった。
ドライブという甘い言葉にだまされて誘い出されたヨメレンジャーは、途中から興味の無い車の品定め行脚のつまらなさに気がついたようで、あからさまにご機嫌が斜めに傾いているようだった。
最終目的地前のすし屋に入り、機嫌を治してもらうことにする(もちろん回っているアレに寿司が載っているアレだ)
目的の中古車やについたのは夜の6時を回っていた。
買い取り専門店で、普段は余り在庫しないので、翌週には業者用の中古車オークションに回す物件だった。
一目見た瞬間にほれてしまった。
試乗しておっさん好みのチューニングが施されているのが分かると更に衝動を抑えきれなくなった。
走行距離も1・1万キロ程度で、基本的に半ばメーカー公認のチューニングパーツで構成されたイジリポイントはおっさんの心を鷲づかみだった。
幸い試乗でチャイルドシートを付けるわけにもいかなかったので、ヨメレンジャーに乗り心地の悪さと排気音がアレなのはばれていない。
中古車屋の事務所で待っているヨメレンジャーに、既成事実を作るため、その気もないのに「試乗しておかなくて大丈夫?」などと声を掛けておく。
よし、後は中古車業者に見えないところで、少年のような輝く瞳でヨメレンジャーに「ボクコレガイイナ。」と囁くだけだ。
かくして家を買って1年と3ヶ月、ようやく無駄に開いていた家の駐車場におっさんの人生最大のおもちゃが鎮座することになった。
あんなことやこんなことが起こってしまうことも知らずに。。。。。
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